A170 セルモーターは壊れません

松本です。

 

気が付けば師走。

しかもあと何日かで今年も終わろうとしている。

なんとはや、こんなに時間が経つのが早い事か。

今年はブログ書いてる時間も取れなかった。

 

多忙のせいか一種の躁うつ病のようになって、暑さ寒さも感じないまま、睡眠時間が2時間でも疲れを感じないまま、また20時間労働・・なんて日もあったけ。

 

少し休まないとなぁ。

画像のクルマはAクラス。

 

車検で入庫中。

 

このAクラス・Bクラスシリーズはスターター不良でエンジンかからなくなるそうな。

 

うちのお店ではスタータ交換の実績が無い。

故障しないように防衛策をとっているから。

 

他店さんではエンジン少し下ろしてか作業するところもあるそうな。

(ずいぶん儲かるでしょうねぇ)

どれくらい前だったか、このモデルがデビューされて1回目の車検でご来店されたときに偶然雨が降っていた。

 

点検の過程で、偶然目に入ったのがセルモーターが雨に当たって濡れていること。そして乾燥してからも白錆が付着していること。

 

「あらら・きっとこれじゃ、そのうち壊れるわな。

メーカーもこの辺の認識が情報不足で対応部品なんか出してないだろう」

 

ということで、雨が当たらないように『雨どい』をつけてやったのが数年前。

それからAクラスやBクラスが車検で入庫するたびに雨どいを取り付けていたので、うちで管理しているベンツはスタータが壊れたことが無い。

 

左上の画像:ワイパーが取り付けられているカバー(カウルパネル)の中に入った雨水は

 

左画像:エアコンフィルター下の丸い穴を通って

 

 

・・・そしたらセルモーター(スタータ)の上にジャバジャバと降ってくる。

タチが悪いことにセルモーターが座ってる場所がお椀状になっているから、さながら湖上の孤島のようにセルモーターは水にどっぷり浸かっていることになる・・壊れちゃうよ、あたりまえじゃん。

まぁ、いいさ。

メーカーが作ったものを更に良いものに直すのが僕らの仕事だから。

 

こちらは左上画像に言ったエアコンフィルター下の丸い穴を取り外したもの。

 

これを工作していこう。

もう使わなくなった冷却ラジエターホースを切った張ったして雨水がセルモーターに当たらず、地面へ落ちる雨どいを作る。

嵌合面にはRAPID FIXなどのゴム接着剤で外れないようにすれば完成。

 

 

興味深いのは、もしかしたら誰もこんな作業しないで、「ベンツのセルモーターってすぐ壊れるよね」なんてメカニック達はどんどん交換作業(チェンジニア)しているんじゃないかって事。

 

部品の卸屋さんやディーラーに以下のように問い合わせしてみた。

 

私「うちじゃこんなコトやってたんだけど、さすがに改善部品がメーカー(ベンツ

)から出てると思うんだけど調べてもらえないか」

 

D「調べてみたんだが、現品番号と同じものしか出してないよ」

 

私「それじゃ、またセルモーター壊れちゃうじゃん」

 

D「そだよね、じゃ。」

 

ディーラーさんはユーザー目線で無いのは仕方がないことだけど・・。

日本のみならず、Englishでもネット検索してみたが、雨どいを取り付けてる記事には出くわさなかった。

 

ちょっと面白くなってきた、うちだけかな?ちゃんとやることやってまっせ。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    白玉あずき (木曜日, 22 12月 2016 19:44)

    昔、W140Sクラス乗ってたときも同じようなことがありました。雨水を集めて流すけど、排水口が小さくてゴミですぐ詰まって、周辺の部品を水浸しにしちゃう(このときは、エアコンの部品)のです。でも、ボディ形状は、空力を利用した流水処理に優れていて、コンセプトの『安全な走行は視界確保から』は体験できました。多分メルセデスは、日本の雨を正しく理解していません(言い過ぎ?)。全体的には良いクルマでしたよ。良い中古があれば、また乗りたいな(って、XJ350から浮気になるのでやめます)。
    松本さん、年末年始でゆっくり休んで下さい。お店が傾いたら、私のクルマはドコで直してもらえばいいの?

  • #2

    シリュー (火曜日, 27 12月 2016 23:11)

    今年もお疲れ様でした。私はケッコウ自炊したので、お手を煩わせる機会が少なかったですね。レンジ君はリアドア内貼りが両方、順番に剥がれて、貼り直し。ついでにピーヒョロと鳴り出したCPUBOX内の冷却ファンもO.Hしちゃいました。
    とにかくお正月はゆっくり休んで、来年もフルスロットルでガンバって下さい。