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MINI車両動き出し注意

こんばんは 松本です。

 

暑い夏が往った。

作業するにはちょうど良い季節だと感じながらも、すぐにあの寒い冬が来るのだと思うとまたテンションが下がる。

 

今年は流行り病があるのだということで、なお一層気を引き締めねば。みなさんご自愛ください。

 

さぁ、ブログネタがかなり溜っているところ。

ひさびさツバ飛ばしながら、勝手なこと書いていこう。

ミニクーパーF56がトランスミッションのエラー入力で入庫した。

 

ほかのモデルF55やクロスオーバー・クラブマンなども同じなようでこの故障は3代目ミニによくあるようだ。

 

あれ、BMWのX1でも起きたってネット情報にあるね。

 

『停車時にはパーキングブレーキをかけて下さい』

『車両動き出し注意』

 

その上にはパーキングにシフトされていることを示す『P』の文字が。

 

Pに入ってれば滅多に動かんだろうけどね。

 

もし、Pを認識しなくてエンジンスタートの作動条件外(PとNでなければセルモータ―は回らないようになっている)となると、ことは面倒になる。早速診断だね。

診断機によるエラーの内容はシフトインターロック回路の不具合。

 

これはエンジン始動後、ブレーキペダルを踏むとシフトノブを動かすことができるようロックが自動に外れる回路のこと。

 

あれ~ちゃんとブレーキペダルに連動してソレノイドがシフトノブの下の方でカチャカチャ動いてるんだけどなぁ。

 

よく他店ではギヤシフトメカニズム丸ごと交換されて10万円以上の出費と入院期間を要すらしい情報がネットの中ではメジャーだ。

 

部品交換しないで直せるかなぁ。。

おそらくポテンショ回路とか傷ついて信号拾えてないんじゃないの?

 

インビタ回路の不具合と仮定して分解スタートゥー。

開けてビックリ。

 

当初のインヒビタ回路がギヤシフトの中に無いじゃん。

 

がーん

 

んじゃぁ、とあれこれ点検を始める。

リンク関連や基盤の回路を点検したところ、あったあった。

ごめんなさい、まだ今のところタネ明かしできないけど、何とか直せた。

 

構造上かなり脆弱性が認められたので、再発しないようにしっかり組み立てたよ。

 

もーだいじょぶ。

 

今回のネタはあまり一般のメカさんにはお勧めしません。

ばらして組み立てするとき、コツがわからないと組みあがらない可能性アリます。