Jaguar エアサス翌朝下がってる

松本です。

 

相変わらず冬場になるとジャガーXJのエアサスについて新しいユーザーからの問い合わせが続く。

 

「エアサスペンションイジョウ」が出る

「シャコウガヒクスギマス」が出た

など相談内容はいろいろだが、新しいデータができた。

 

翌朝車高が下がっているX350は屋根の無い『青空駐車場』だということ。

こちらの車両はすでにコンプレッサーのオーバーホールを数年前に済ませた15万キロのXJ。その時すでにコンプレッサーシリンダが摩耗してきていてユーザーへは「70%くらいの回復率でしょう」とリペア施術した。

 

今回、また「エアサスイジョウが出るんだけど」

私:「やっぱりコンプレッサーへたってきてるんじゃない?」

と預かるとやはりコンプレッサーの吐出圧が原因と思われるエラーが入力されていた。やっぱりね。

 

別の話になるが、そんな矢先 ふとしたことで当店の在庫車両を外に展示したまま帰宅する日があった。

次の日店に来てみるとその販売車の車高が下がっていることに気が付いた。

 

あれ?昨日まで下がるなんて事無かったのに。

 

もしかしてと思ってお預かりしているエンドユーザーへ電話してみた。

「そんな過保護じゃないからね、野天(青空駐車)だよ」

 

なるほど、夜間 外に出しっぱなしのX350はエアサス内の結露か何かの影響で空気圧が少なくなるようだ。

低い状態からコンプレッサ回り始めるからたくさん回る必要があって、その間にエラー入力されやすいのかも。

コンプレッサーは70%位回復している。

エアサスがシューシューエア漏れしているわけじゃなし。

 

ならばバルブブロックを疑いたい。

バルブブロックの外側全体にシャボンを吹きかけてエア漏れをチェックするも漏れは無し。

 

ならば、バルブブロック内部のゴムパッキンで内部リークしているのだろう。

なんとか直してあげたいので修理を試みる。

 

まずは暖めて、プラスチックやゴムなどを外しやすく(壊しやすく)しておく。

 

寒がりスタッフ用の足元あったかハロゲンヒーターで。

少しづつ壊し始める・・

いや~けっこうムキにやってみたけどこりゃ外れんわ。

 

圧着されてるのは確かだけど、たぶん分解できても組み付け時の気密は保てないだろね。

残念だけど、部品交換させてもらいますよ。

 

国内定価11万円以上の部品はとっても高価だし、社外品使わせてもらいましょ。

 

夜間野ざらしのジャガーユーザーさん、バルブブロックも消耗品入り決定のようですね。

 

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コメント: 2
  • #1

    シリュー (水曜日, 01 3月 2017 23:28)

    これはムズいですねぇ。
    でも、例えば作動中(走行中)のエアサス内空気温度が40℃として、これが駐車時に‐5℃まで冷えたとしても、空気の体積はポンプがダウンする程収縮するとは考えづらいです。
    むしろ、長年の間に「壊しづらいバルブブロック」に結露水が溜り、それが凍結して体積膨張し、バルブブロックのどこかを壊している(もしくは押し拡げてる)と考える方が素直かと。
    水が氷になる時の体積膨張は半端無いので・・・。

  • #2

    白玉あずき (日曜日, 12 3月 2017 19:25)


    なるほどですねぇ~。遠い昔、理科で習ったことを思い出してなんとか理解できました。でも、同じく屋外駐車の私のXJ350君は、1週間は車高を保ちます。なんでかな?まだ、走行距離がいってないからか?