ヘッドライナー垂れ

見習いコマツザキです。


体調を崩してしまいました。

暑かったり寒かったり。

みなさまご養生されてますでしょうか。


さて、本日は天井のヘッドライナーが垂れ下がる車両の簡易リペアのご紹介です。


ルーフライナーとかヘッドライナーとか呼ばれる天井の生地が落ちてきて、困ってらっしゃる輸入車オーナーはたくさんいらっしゃいますね。

画像はアウディTTですが、ワーゲンやアウディ、英国車のジャガーやレンジローバーに多い症状です。

「頭あたってるやろー」

なんて楽しそうな松本さん。


本来ならヘッドライナーを丸ごと交換か生地の張り替えがベストな作業方法ですが、今回は安価に済ませるためのリペアを施術します。


よく、「なんで垂れるの?」と説明を求められます。

『日本の多湿』とか思われてることが多いですが他国で垂れてないことありませんから日本のみ起こる現象ではありませんよ。


母材に生地を張り合わせるうえでスポンジ状の材質にボンドを染み込ませて張り合わせる工法ですが、湿気などが原因で『加水分離』するのではと考えています。


これは某メーカーのインテリアクリップ。

このヒダヒダを利用してヘッドライナーの垂れ下がりを押さえることにしましょう。


まず、母材の厚さを千枚通しや針でなどで測ります。


アウディの場合は母材が薄かったのでヒダヒダ部分を『4ヒダヒダ』までカットしました。


これをキチンとやらないと母材を貫通後ボディパネルに当たってぼこぼこを作ってしまうことになるでしょう。

失敗すれば洗車の度、屋根をふき取る時にため息が出ることは言うまでもありませんね。


その後、ヘッドライナーに十字型にカッターを入れます。


この時も深さなどに注意しなくてはなりません。

だって、ぼこぼこしちゃいますからね。

グレーの内装色だったのでグレーで染色すべきでしたが、手持ちのスプレーでは黒しかなかったのでオーナーの了解を得てブラック仕上げです。

写真が悪かったです。

暗がりだったのでフラッシュ撮影したら、クリップだけが際立ってしまいました(実際はもう少し違和感無く取付できたのですが)。


これで頭に当たる事も無くなりました。


このネタはずっと「ネットに載せるな」とオヤカタに止められてましたが、ようやく解禁です。

他の工場さん、施工されるときにはクリップの配置バランスに気を付けてください!

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コメント: 1
  • #1

    シリュー (日曜日, 06 9月 2015 22:02)

    これで、二度と垂れ下がる心配は無し。あとは車用のタッチアップペイントでカラフルに塗ると、マーブルチョコを貼り付けた様になります(笑)・・・ぢゃなくて内装に似たタッチアップを探しましょうデスネ。
    でも、カラー選択によってはリベット風にカッコよくなるかもです。
    ウェットカーボン柄のシールなんかでも良いかも?